キンシコウ Golden Snub-nosed Monkey
キンシコウは金の名のとおり金色に輝く美しいサルです。このキンシコウも08年4月6日で展示が終わり、祖国中国に帰りました。さようならキンシコウ。
この展示舎は2009年からはテングザルの展示場となりました。

中央がキンシコウの展示されている展示舎。左手のカワラ屋根は室内からの観察場所。
高貴なサル
キンシコウが西洋に初めて紹介されたのは 1870年頃で当時、フランスの宣教師だったダビッド神父が中国から持ち帰った毛皮がきっかけでした。それまで、紀元前2世紀頃に作られた中国の壷に描かれたキンシコウによく似たサルは想像上の動物だとされていましたが、実在の動物であることが判明したのです。
昔は中国でも限られた高山にしかいなかったキンシコウの高貴なものとして珍重され、位の高い物だけが衣装モチーフを施したり、毛皮でできた装飾品を使用することができたとされています。
昔は中国でも限られた高山にしかいなかったキンシコウの高貴なものとして珍重され、位の高い物だけが衣装モチーフを施したり、毛皮でできた装飾品を使用することができたとされています。
よこはま動物園ズーラシアのプレートより転載
キンシコウはとても人なつっこくて人がガラス窓に近寄ると寄ってきて目の前で葉っぱを食べ始めます。

ガラス窓のすぐ前まで来て愛嬌をふりまくキンシコウ。
キンシコウの赤ちゃんです。小さくても立派に葉っぱを食べています。
キンシコウ Golden Snub-nosed Monkey
- 学名: Rhinopithecus roxellana
- 分類:霊長目 オナガザル科
- 分布:中国の中央山岳地帯の一部
- 生態:標高1,500〜3,000mの高山に棲む。ヒト以外の霊長類で最も長い冬を低い平均気温を経験するサルである。1頭の雄に対し、複数の雌をその子供で家族を作り、複数の家族が集まって大きな群れをなし、食べ物を求めて季節的な移動をする。
- 食べ物:木の葉
よこはま動物園ズーラシアのプレートより転載
キンシコウの室内からの観察窓と左手はチベットモンキーの室内からの観察窓。建物は8角形の1つが繋がった7角形です。キンシコウのガラス窓は真南を向いていて非常に見にくい窓だったのですが、キンシコウが居なくなると思うとそれも寂しいですね。

ササの葉を食べるキンシコウ。予断ですが、ササは昔お茶にした事があります。笹茶といって茶葉の代用品として結構いけるのです。

一番好きな写真です。親子の情愛を感じさせる一枚です。人間のようで不思議な気持ちです。

親子の写真をもう一枚。

孫悟空のモデルがこのキンシコウと言われています。確かに頭の輪が似合いそうな気もします。香取君の孫悟空も金色のイメージでした。
ポイント
このページが公開されるころは、キンシコウはもう居ないでしょう。思い出に、このページは残しておきます。少し多めに写真を載せておきました。
キンシコウ Golden Snub-nosed Monkey
- ★★★★☆ パフォーマンス
- ★★★★★ 可愛さ
- ★★★☆☆ 見やすさ
- サルは可愛いような憎らしいような、やはり我々に似ているんです。でもキンシコウには憎らしいところはまったく無かったです。
by Explorer よこはま動物園ズーラシア

