プレゼンテーションの第1回の演奏会は、1968年12月23日「日本現代歌曲の夕」として東京で開かれ、日本の現代作曲家12人――松平頼則、浜口正二、石井歓、石田一郎、松葉良、佐藤敏直、柴田南雄、石井五郎、中村範也、伊藤隆太、塚谷晃弘、清瀬保ニ――の作品が歌われた。それ以来、現在まで34年余、はぼ毎年「全曲初演」という原則で、会員の新作を発表し、現在まで33回のコンサートを重ねてきた。この間、石井五郎氏、塚谷晃弘氏、山岸磨夫氏は他界されたが、創立当初の会員がいまなお中心となり、新入会員も加えて、それぞれ活発な作曲活動を続けている。これほど長く続いている作曲家のグループは、他にあまり例がない。このグループのまわりには多くの日本の演奏家達もいる。これらの演奏家たちの好意的な支えがなければ、やはりこの会は存続できなかったろう。私は作曲家でも演奏家でもないが、創立以来、このグループに共感を持つ一人として、このグループの活動に加わってきた。以下、これまでの記録を要約する。